2022年12月4日日曜日

ブログ開設10年、資産運用開始から10年目になりました。

これを書いているのは2022年の12月4日です。2012年の3月に当ブログ「海外ETFで資産運用」を初めて10年目になりました。本来なら今年の3月にブログを書こうと思っていたのですが、ずるずると時が過ぎ12月になってしまいました。

2012年の初旬、当時は仕事をしていて銀行口座にまとまったお金がありました。(たしか5,000万円くらいだったと思います)

当時も預金金利は微々たるものだったので、このまま預金口座に入れておくのはどうなのか?と思い資産運用することにしました。

そこで橘玲さんの「臆病者のための株入門」を購入しました。

Amazon購入履歴を見ると2012年3月5日に買ったようです。

そしてこのブログの開始が2012年3月6日なので、本当に思い立ったらすぐに始めているのがわかります。

その後、おっかなびっくりでVT(バンガードトータルワールドストックETF)を買い始めました。それから余裕資金ができるごとにVTはポツポツ買ってきました。自分の会社から自分に役員報酬を払い、税金の支払い予定分と当面の生活費は銀行口座に残して、のこりは全部VTやその他のETF、米国株を買ってきました。

2012年の春から夏にかけては含み損があったので精神的にしんどい時期もありました。でもその後はトータルでずっと含み益なので、多少の調整局面でもそんなに凹まずに済みました。

相場が悪くて自分の含み益が減っていても「いつまで下げ相場が続くか知らないけど、いつかはまた上がるでしょ」とか「下がったら安く買い増しできるからラッキー」くらいののんきな気持ちで資産運用に向き合っていました。

それなりに仕事をして、時間の多くを仕事に向けていたことと、仕事からの収入があったのも良かったのだと思います。へんに時間があると売ったり買ったりしたくなっていたのかもしれません。

なぜインデックス投資を続けられたのか考えてみたのですが、その理由として僕の頭が悪く、なまけものなことがかえって良かったのだと思います。

インデックス投資を学校のテストにたとえると「勉強しないでも確実に平均点が取れる方法」と同じです。

僕は学生時代、勉強しても平均点前後をうろうろするような生徒でした。嘘です。平均点を下回るほうがずっと多かったです。そんな自分からすると「勉強しないでも確実に平均点が取れる方法」はすばらしい選択肢です。

一方、頭のいい人だと、たとえ「勉強しないでも確実に平均点が取れる方法」を知っていたとしても、それでは満足できないのではないでしょうか。頭がいいので、勉強すれば平均点なんて余裕で上回れる実力があるのですから。

「VTのような全世界株より、VTIのような米国に絞ったETFのほうがリターンが高かったのでは?」とか「資産運用の初期にVWOを持っていたのは間違っていたのでは?」とか10年後の今、タラレバ話をしようと思えばいくらでもできます。

でも、2012年のあの時期に資産運用を思い立ち、VTを買ってひたすら買い増しを続けてきた。これだけでも頭の悪い僕としてはなかなかいい選択をしたと自負しています。

インデックス投資を続けるのは地味です。すごいとも言われないですし、尊敬もされません。だってリターンは平均的なものでしかないですから。

でも自分がインデックス投資を始めたのは「自分の将来の生活を安定させたい」「お金がある状況の下で余裕をもって働きたい」思いからです。

この思いは資産運用を初めて10年で達成されました。満足しています。

ブログはこれからも続けるのでよろしくお願いします。

4 件のコメント:

  1. 今日初めてYouTubeで拝見し、飛んできました。個人で億の資産を公開している人は少ないので初めて運用額を見たときはかなり驚きました。一貫した戦略を貫き成果を出しているのはリスペクトです。

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    1. コメントありがとうございます。Youtubeから来ていただいたのですね。嬉しいです。これからもインデックス投資を続けようと思っています。

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  2. 10周年おめでとうございます。
    私もnetemateさんに触発されて投資ブログを始めて6年経ちました。投資もブログも継続が大切ですね。引き続きインデックス投資に邁進するつもりです。

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    1. コメントありがとうございます。ブログ運営されているのですね!継続している人がいると心強いです。

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