2019年8月4日日曜日

VTを中心に資産運用して7年半、金融資産3億円に到達して今感じること

2012年3月にVanguard Total World Stock Index ETF(VT)を10万円分(25口)購入し、本格的に資産運用をスタートしました。それから7年半が経過し、今、感じていることをまとめてみます。

毎月初めにブログで資産状況を公開していますが、これは証券会社で保有している株やETF、そして投資余力を示すものです。加えて、複数の銀行口座に預金もあります。

直近1ヶ月ほどで、証券口座と銀行口座を合算した資産が3億円を突破しました。ただし、7月31日から8月1日にかけての円高・株安の影響で、一時的に3億円を割り込んでいます。

7年半の投資スタイル:ほぼ買い続ける運用

このブログの過去記事を読んでいただければわかると思いますが、または「買いました」と「売りました」の記事数の差を見れば一目瞭然で、この7年半はひたすら買い続ける運用でした。

売却したのは、ポートフォリオの整理が必要になったときと、仕事で現金が必要になったときくらいです。

2012年から現在までの株価チャート

2012年の初頭から現在までの株価チャートを見てみましょう。

  • 黒色:Vanguard S&P500 ETF(VOO)
  • 水色:Vanguard Total World Stock Index ETF(VT)
  • 緑色:Vanguard Emerging Markets Stock Index ETF(VWO)

2012年3月に投資を始めた当初は、先進国と新興国の比率をどうするか悩みました。その結果、VTをメインにしながらVWOを少し購入し、新興国比率をやや高めたポートフォリオを組みました。

しかし途中でVWOは売却し、現在はポートフォリオの半分がVTになっています。

資産運用で最も重視したこと:「後悔しない投資」

資産運用を始めるにあたって、最も意識したのは「後悔しないこと」です。

「損をしたくない」とか、「誰よりも高いリターンを出したい」といった感情ではなく、最優先すべきは後悔しない投資。資産運用は一度きりのゲームです。大失敗はもちろん、小さな失敗すら許容できないなら、そもそも投資すべきではありません。

極論を言えば、仮に運用成績がマイナスになったとしても後悔しなければOというスタンスで取り組んできました。

VTではなくVOOを選んでいたら…?

振り返ってみると、もしVOO(S&P500)をメインに据えていたら、VTよりはるかに高いパフォーマンスを得られていたことは明白です。

しかし、それは結果論に過ぎません。仮にVOO中心のポートフォリオにしていて、新興国株が抜群のパフォーマンスを出していたら、私はきっと「なぜVTを買わなかったのか」と後悔していたでしょう。

実際、この7年半の間、VTをポートフォリオの中心に据えながら、VOOにどんどん引き離されるのを見ていました。

しかし、その間も後悔は一切ありませんでした。なぜなら、私はこう考えていたからです。

「ここでVOO中心のポートフォリオに切り替えたら、そのタイミングで新興国が復活し、結局後悔することになる。だからこのままでいい。VTには先進国も新興国も含まれている。VTを持ち続ければ、無難な結果は得られる。無難な結果が得られれば、自分は後悔しない。それでいいのだ。」

資産が増えた要因

ここまで何とかプラスのパフォーマンスを出せた要因は、非常にシンプルです。

  • ドル円が80円前後の時期にVTを買えたこと
  • その後、大きな暴落がなく、比較的右肩上がりの相場が続いたこと

それ以外の要因としては、

  • ジタバタと頻繁に売買しなかったこと
  • 配当金の再投資を続けたこと

といった点が挙げられます。

まとめ:後悔のない投資を続ける

たまには売買報告だけでなく、こうした考えを書いてみました。

これからも「後悔しない投資」という軸はブレずに、VTを中心とした資産運用を続けていきます。

引き続きよろしくお願いいたします。

2 件のコメント:

  1. 同感です。
    VWOを別途持つと、新興国株式不要と感じて売却してしまう誘惑がありますが、VTで半分持っておけば新興国株式の驚愕のパフォーマンスを得ることができますからね。
    リーマンショックまでの数倍にまで膨れた新興国株式の爆上げは、それまで先進国株式中心に投資していた人に魔力を与えました。新興国株式を「持っていないなんて考えられない」「これから経済発展するのは新興国(経済発展や国力と株価が一致するわけではないのに)」「新興国株式のみで後は現金でOK」などという論調で、米国株式は10年しても花開かないじゃないかという時期でした。
    事実、過去20年のパフォーマンスでは、先進国株式と全世界株式では全世界株式がかなり上回ったままのパフォーマンスです。ここ10年を見ると新興国株式はさえない印象で、米国株式一本がよさそうに感じるでしょうが、新興国株式や日本株式は今後10年の楽しみとなるでしょう。
    平均回帰の流れがいつ、どのように起こるかが分からないからこそ、全世界株式をベースには持っておいた方が賢明です。

    返信削除
    返信
    1. 匿名様

      コメントありがとうございます。
      コメントを読んで心強く感じました。自分はこれからも先進国も新興国も保有する中庸なポートフォリオでいこうと考えています。このようなポートフォリオは人を出し抜くことはできませんが、それは納得しています。しかし心の中に「パフォーマンスがよさそうな個別株を選んで人よりももっと稼ぎたい」という欲望はもちろんあります。この欲望は悪いことではなく、世の中を前にすすめるエネルギーなのでむしろよいことだと思っています。その欲望を実現させるためにリスク資産のうちどれだけを振り向けるかが問題です。

      ジョン・C・ボーグル氏が著書「マネーと常識」の中で「まじめなお金の50%から100%は標準的なインデックスファンドに投資すべきである。楽しむお金は、投資資産全体の5%を1ペニーたりとも上回ってはならない」と言っているのでこの言葉に従おうと思っています。欲望を実現させるための投資、投機は5%の範囲内で楽しみます。ジョン・C・ボーグル氏はインデックスを上回ろうとして散っていった多くの投資家を知っているのでこのような言葉を残したんだと思います。

      誰でも人生の中で伸るか反るかの勝負に打って出るポイントがあります。しかし自分のインデックス投資は伸るか反るかの勝負ではなく、伸るか反るかの勝負で得たお金を運用するために行っています。コメントありがとうございました。

      削除