自分がバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)に投資する理由を書きます。まずはVTの基本情報についてまとめます。
- 正式名称:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
- ティッカー:VT
- 販売会社:米国バンガード社
- 創業者:ジョン・C・ボーグル
- 地域:グローバル
- 経費率:年率0.17%
- 主取引所:NYSE Arca
- ベンチマーク:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
- 設定日:2008/06/24
VTのメリット
- VT1本で世界の株式への分散投資が可能
- 個別株のように紙くずになるリスクがない
- 経費率が安い(年率0.11%)
- 日本国内の証券会社から購入可能(SBI証券、マネックス証券、楽天証券)
VTのデメリット
- 外国株扱いなので購入時の手数料が高い(SBI証券の場合2,650円)
- 円で購入すると為替手数料がかかる(1ドルあたり25銭)
- 分配金へ二重課税される(外国税額控除を使って取り戻せるが手間がかかる)
自分はあまり投資に時間を割けない&実力がないのでVTにお世話になっています。eMAXISの全世界株式インデックスでもいいのですが、今後数十年持ち続ける可能性を想像するとバンガード社のほうが信用できるのかなと判断しました。
市場を出しぬいて目覚ましいパフォーマンスを、というよりは株式市場の流れに身を任せてなんとか溺れないようについていけたらな。という心構えです。「そのわりに債券も不動産にも手を出さず100%株式なのはリスクとりすぎじゃないの?」とは自覚しています。今後は株式以外に手を出すかもしれません。
VTは米国籍ETFでありますのでドル建てですが、為替ヘッジはされていないので,ドル高が進行すると,米ドル建てではない外国株の資産価値が目減りしてしまうため、今後もドル高傾向は続くと見込まれるため、少なくとも当面は外国株を含んだVTよりも、米国株のみを対象とするVTIやVOOのほうがよいのではと考えております。
返信削除匿名様
返信削除コメントありがとうございます。VTはよくも悪くもオールインワンですからね。為替ヘッジについてはいろいろ考えましたが自分の場合はヘッジなしを選んでいます。
どちらにもメリット・デメリットがあるのでこの辺りは個人の考えかたの違いですね。しかし個人的に「為替ヘッジは絶対なしがいい」と強く考えているわけでもありません。「選択せざるを得ないポイントなので選択はしたけれど」くらいのニュアンスです。
「その時々で最善だと判断したことであれば、仮に裏目に出ても後悔が少なくてすむだろう」と考えています。
これからもよろしくお願いいたします!